20世紀西洋人名事典 「エリクヴェレンショル」の解説
エリク ヴェレンショル
Erik Theodor Werenskiold
1855.2.11 - 1938.11.23
画家。
エイスコーグ生まれ。
ノルウェイの画家で、自然主義的農村風俗画や抒情的な風景画を描いた。パリに渡り、印象派に接して帰国する。その後クローグやタヴロヴとともに1880年代の革新的絵画運動を推進した。主な作品に「劇作家イプセン」(1906年)や「詩人ビョルンソン」(’10年)などの肖像画があり、他に民話の挿絵を遺している。ノルウィイ的な国民絵画を確立した。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報