印象派

  • impressionism
  • いんしょうは
  • いんしょうは インシャウ‥
  • いんしょうは〔インシヤウ〕

朝日新聞掲載「キーワード」の解説

1860年代半ばにフランスで起きた芸術運動で、描く対象の輪郭や固有の色より、周囲の光や空気の変化を正確にとらえようとした画家たちをさす。港の早朝を描いたモネの「印象・日の出」(1872年)が由来。サロン(官展)落選組が中心で冷笑されたが、旧来写実主義や遠近法を離れ、自分の感覚に正直な画法として後世の絵画に計り知れない影響を与えた。独自の造形と筆づかいのセザンヌゴッホゴーギャンらは後期印象派と呼ばれる。

(2006-12-06 朝日新聞 夕刊 2総合)

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精選版 日本国語大辞典の解説

〘名〙 絵画で、印象主義をおしすすめた人々。一八七四年にパリで開かれた、この派の第一回展覧会に出品された、モネの作品「印象・日の出」という題名から一美術記者が嘲笑的に名づけたのが名の由来という。マネ、モネに始まり、ドガ、ピサロ、シスレー、また、セザンヌ、ゴッホ、ルノアールらもこれに属する。以後の芸術全般に大きな影響を与えた。〔普通術語辞彙(1905)〕
※桐の花(1913)〈北原白秋〉桐の花とカステラ「私の詩が色彩の強い印象派の油絵ならば」

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旺文社日本史事典 三訂版の解説

19世紀後半,フランスにおこった新画風
マネ,モネ,ドガ,ルノアールらが代表的画家。写実主義に対して光線の効果を重んじ,大胆に事物の印象を描いた。わが国では,1893年に帰朝した黒田清輝らによって紹介され,外光派として明治末期藤島武二らが本格的に移入,日本近代洋画界に大きな影響を与えた。

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