印象派(読み)いんしょうは

朝日新聞掲載「キーワード」の解説

印象派

1860年代半ばにフランスで起きた芸術運動で、描く対象の輪郭や固有の色より、周囲の光や空気の変化を正確にとらえようとした画家たちをさす。港の早朝を描いたモネの「印象・日の出」(1872年)が由来。サロン(官展)落選組が中心で冷笑されたが、旧来写実主義遠近法を離れ、自分の感覚に正直な画法として後世の絵画に計り知れない影響を与えた。独自の造形と筆づかいのセザンヌゴッホゴーギャンらは後期印象派と呼ばれる。

(2006-12-06 朝日新聞 夕刊 2総合)

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