エリザベスウィリアムズ(英語表記)Elizabeth Williams

現代外国人名録2016 「エリザベスウィリアムズ」の解説

エリザベス ウィリアムズ
Elizabeth Williams

職業・肩書
平和運動

国籍
英国

生年月日
1943年5月22日

出生地
北アイルランドベルファスト

本名
パーキンズ,エリザベス〈Perkins,Elizabeth〉

別名
通称=ウィリアムズ,ベティ〈Williams,Betty〉

受賞
ノーベル平和賞(1976年度)〔1977年〕,ノルウェー国民平和賞〔1976年〕

経歴
父はプロテスタント、母はカトリック。1961年ラルフ・ウィリアムズと結婚。主婦、会社事務員として働く傍ら、’76年北アイルランドのカトリックとプロテスタントの対立による内乱を防止するため、“平和のための女性運動(ザ・ピース・ピープル)”をM.コリガン(のちM.コリガン・マグワイア)とともに組織する。彼女らの指導の下、多くの女性たちがベルファストで平和行進に参加し、さらに北アイルランド全体から英国本土にまで広がり、超宗派の平和行進が各地で行われた。翌’77年、’76年度の追贈としてノーベル平和賞をコリガンと共同受賞するが、賞金の私有化などをめぐりさまざまな波紋を呼んだ。’82年米国人のジェームズ・パーキンズと再婚。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

20世紀西洋人名事典 「エリザベスウィリアムズ」の解説

エリザベス ウィリアムズ
Elizabeth Williams


1943.5.22 -
英国の平和運動家。
別名Betty(通称)。
コリガンと共に北アイルランドのカトリック、プロテスタントの対立緩和、内戦防止のための婦人平和行進を組織し、1976年に「平和のための女性」運動を起こした。’77年にコリガンと共にノーベル平和賞を受賞した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android