おあん‐なさ・る
- [ 1 ] 〘 他動詞 ラ行四段活用 〙 ( 「おあがりなさる」の変化した語 ) 「食べる」「飲む」などの意の尊敬語。
- [初出の実例]「夫んなら静におあんなせへし」(出典:洒落本・深川手習草紙(1785))
- [ 2 ] 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙 ( 「おありなさる」の変化した語 ) 女性語。「ある」の意の尊敬語。
- [初出の実例]「旦那様のが那麽(ああ)して歴然(ちゃん)とお在(アン)なさるぢゃございませんか」(出典:多情多恨(1896)〈尾崎紅葉〉前)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
Sponserd by 