オカオグルマ(読み)おかおぐるま

日本大百科全書(ニッポニカ) 「オカオグルマ」の意味・わかりやすい解説

オカオグルマ
おかおぐるま / 岡小車
[学] Tephroseris integrifolia (L.) Holub subsp. kirilowii (Turcz. ex DC.) B.Nord.
Senecio integrifolius (L.) Clairv. subsp. fauriei (Lév. et Vant.) Kitam.

キク科(APG分類:キク科)の多年草。茎は直立し、高さ20~65センチメートル。根出葉は多数でロゼット状となり、倒卵状長楕円(ちょうだえん)形。茎葉は少ない。5~6月、茎頂散房花序をつけ、黄色の花を開く。花は舌状花と筒状花とからなる頭花で、開花時の直径は3~4センチメートル。全草に白い軟毛が多い。日当りのよい乾いた草原に生え、本州から沖縄、さらに朝鮮、中国に分布し、これに対応する基本亜種がシベリアからヨーロッパにかけて分布する。

[小山博滋 2022年2月18日]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む