おざいす

精選版 日本国語大辞典 「おざいす」の意味・読み・例文・類語

おざい・す

  1. 〘 自動詞 サ行特活 〙 ( 近世江戸遊里語 )
  2. [ 一 ] 「ある」の丁寧語。ございます。おざえす。おざいます。
    1. [初出の実例]「人の事をそんなにいひなんす事アおざいせん」(出典:洒落本・南客先生文集(1779‐80))
  3. [ 二 ] 補助動詞として丁寧の意を表わす。(で)ございます。おざえす。おざいます。
    1. [初出の実例]「それが可愛くなくって成るもんじゃアおざいせん」(出典:洒落本・南客先生文集(1779‐80))

おざいすの補助注記

見られる例は少ないが、活用助動詞「いす」と同じと思われる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む