20世紀西洋人名事典 「オスカーシュトラウス」の解説
オスカー シュトラウス
Oscar Straus
1870.3.6 - 1954.1.11
オーストリアの作曲家。
ウィーン生まれ。
ウィーンで学んだ後ベルリンでブルッフに師事。歌劇場指揮者の傍ら文学寄席の音楽を書き始め、「音楽がやって来る」のヒットで人気を得、オペレッターのシュニッツラーと言われる。「ワルツの夢」(1907年)、「チョコレートの兵隊」(’08年)、「愛のロンド」(’14年)等の作品があり、映画化される。その後ハリウッドで映画音楽を手がけ、「ハリウッド結婚」「君とひととき」等の主題歌を作曲。’40年米国に移住、’48年ヨーロッパに戻る。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報