オステオポンチン

化学辞典 第2版 「オステオポンチン」の解説

オステオポンチン
オステオポンチン
osteopontin, bone sialoprotein 1

上皮細胞から分泌されるリンタンパク質一種.分泌性リン酸タンパク質1ともよばれ,骨組織に多く存在する.RGDペプチド配列と多数負電荷を有する.RGDペプチド配列は破骨細胞や骨芽細胞上のインテグリン分子と結合し,これら細胞の接着を助ける.マイナス電荷はヒドロキシアパタイトの沈着,すなわち骨形成を助ける.[CAS 480762-91-2]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

栄養・生化学辞典 「オステオポンチン」の解説

オステオポンチン

 骨基質タンパク質一つで,破骨細胞が生産するとされている.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android