オスマン朝美術(読み)オスマンちょうびじゅつ(その他表記)Ottoman art

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「オスマン朝美術」の意味・わかりやすい解説

オスマン朝美術
オスマンちょうびじゅつ
Ottoman art

オスマン帝国(1299~1922)のイスラム美術セルジューク朝美術基盤とし,ビザンチン美術の影響を受けて発展。壮大な建築が高度に発達し,代表的遺例としてイスタンブールスレイマン・モスクスルタン・アフメット・モスクがあげられる。陶器は 15世紀以降イズニクやクタイアを中心に発達した。絵画では控えめな色調ミニアチュールが描かれたが,18世紀以降ヨーロッパの影響を受けて独自性を欠き,衰退に向かった。肖像画の発達もこの時代の特徴の一つである。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

関連語 モスク

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む