ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説 オズグッド=シュラッター病オズグッド=シュラッターびょうOsgoodSchlatter's disease 脛骨粗面の骨端炎。両側性のことが多く,脛骨上端の結節部が著しく突出し,正坐や関節運動時に疼痛があり,運動によって悪化する。 10~15歳の少年に多発する。膝関節部の安静をはかり,湿布をすると軽快する。局所麻酔剤や副腎皮質ホルモン剤の局所注射も有効である。運動をやめると痛みは軽減し,数ヵ月から数年で自然に消失する。 R.オズグッド (1873~1956) はボストンの整形外科医。 C.シュラッター (1864~1934) はチューリヒの外科医。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by