現代外国人名録2016 「オズワルドオリヴェイラ」の解説
オズワルド オリヴェイラ
Oswaldo Oliveira
- 職業・肩書
- サッカー監督(フラメンゴ)
- 国籍
- ブラジル
- 生年月日
- 1950年12月5日
- 出生地
- リオデジャネイロ
- 本名
- オリヴェイラ,フィリヨ・オズワルド・デ〈Oliveira,Filho Oswaldo de〉
- 受賞
- ブラジル全国選手権最優秀監督賞〔1999年〕,Jリーグ最優秀監督賞〔2007年・2008年・2009年〕
- 経歴
- 体育大学卒業後の1975年からサッカーのフィジカルコーチとして指導者の道を歩き始め、ブラジル国内のみならず、カタール代表チーム、ジャマイカ代表チームにも参加。’79年ボタフォゴでプレーしていたバンデルレイ・ルシェンブルゴと出会い、ルシェンブルゴが指導者の道を歩み始めると二人三脚で仕事をするようになった。’98年ルシェンブルゴのブラジル代表監督就任に伴い後任監督としてコリンチャンスの指揮を任されサッカー監督デビュー。’99年2月コーチに降格されるが、5月監督に復帰、6月サンパウロ州選手権、年末には全国選手権優勝に導き、2000年1月第1回FIFA世界クラブ選手権でも優勝。2000年バスコ・ダ・ガマ、2001〜2002年フルミネンセ、2002〜2003年サンパウロ、2003年フラメンゴ、2004年コリンチャンス、同年ヴィットーリア、2005年サントス、同年カタールのアルアリクラブ、2006年フルミネンセ、同年クルゼイロの監督を歴任。2007年Jリーグの鹿島アントラーズ監督に就任。この年リーグ最終戦で初めて浦和レッズから首位を奪取し、歴史的な逆転優勝を成し遂げる。同年度の天皇杯も制し、Jリーグ最優秀監督賞を受賞。2008年オールスター日韓戦を指揮。同年Jリーグ2連覇。2009年59歳の誕生日を迎えた12月5日、最終節の浦和レッズ戦に勝利し、史上初のリーグ3連覇を達成、3年連続で最優秀監督賞を受賞した。2010年リーグは4位に終わったが、天皇杯を制してアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)出場権を獲得。2011年自身初となるナビスコ杯制覇で鹿島歴代監督最多の6冠を達成した。同年リーグ6位に終わり、退任。2012年ブラジルのボタフォゴ監督、2014年12月パルメイラス監督、2015年フラメンゴ監督。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報