日本歴史地名大系 「おぢば」の解説 おぢばおぢば 奈良県:天理市丹波市地区三嶋村おぢば[現在地名]天理市三島町現在天理教教会本部の神殿の中央に「ぢば」とよぶ地点が設定され、甘露台をおいている。もともと「ぢば」は明治八年(一八七五)教祖中山みきが唱導したもの。天理教の教典「おふでさき」「みかぐらうた」(中山みき直筆)に「元なるぢば」「かんろだいのぢは」あるいは「このよのもとのぢば」「かみのやかたのぢは」ということばがみえる。天理教信仰の対象であり、中心地。天理王命の鎮まります地点、人類救済の源泉である「ぢば」は人類の親里であるとし、ぢばに参拝することを「親里参り」「ぢば帰り」といっている。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by