おっちょこちょい(読み)オッチョコチョイ

デジタル大辞泉 「おっちょこちょい」の意味・読み・例文・類語

おっちょこ‐ちょい

[名・形動]落ち着いて考えないで、軽々しく行動すること。また、そのさまや、そういう人。「おっちょこちょいな(の)面がある」「あのおっちょこちょいがまた失敗をしでかした」
[類語]慌て者そそっかしい調子者先走り

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「おっちょこちょい」の意味・読み・例文・類語

おっちょこ‐ちょい

  1. 〘 名詞 〙
  2. ( 形動 ) 落ち着いて考えないで、軽々しく物事をすること。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「随分清吉の軽躁行為(オッチョコチョイ)一寸(ちょいと)をかしな可(い)い洒落(しゃれ)か知れぬ」(出典五重塔(1891‐92)〈幸田露伴〉二六)
  3. 軽々しく行動する人。軽薄者。〔改訂増補や、此は便利だ(1918)〕
  4. ( 形動 ) たやすいさま。〔東京語辞典(1917)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android