おでんち

精選版日本国語大辞典「おでんち」の意味・読み・例文・類語

〘名〙袖なしの羽織をいう女房詞。ちゃんちゃんこ。

※暗夜行路（1921‐37）〈志賀直哉〉三「一尺差しの真中を糸で釣った仮の衣紋竹(えもんだけ)に赤い綿入れのおでんちを懸け」

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