オニオングラタン

精選版 日本国語大辞典 「オニオングラタン」の意味・読み・例文・類語

オニオン‐グラタン

  1. 〘 名詞 〙 ( 洋語[英語] onion+[フランス語] gratin ) 薄切り玉葱を炒めたものにスープを注ぎ、フランスパンの薄切りを浮かべおろしチーズをふりかけた後、オーブンで焼いた料理オニオングラタンスープ
    1. [初出の実例]「オニオン・グラタンや、プチト・マルミット、さういふものも結構ですが」(出典:ロッパ食談(1955)〈古川緑波〉洋食衰へずI )

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内のオニオングラタンの言及

【グラタン】より

…ホタテガイの貝殻や同形の器を用いた場合は,とくにコキール(貝殻のフランス語コキーユcoquilleの転)と呼ばれる。オニオングラタンと呼ばれるのは,あめ色になるまでいためたタマネギ入りのコンソメスープに,パン切れとグリュイエールチーズを加えてオーブンで焼いたものである。【辻 静雄】。…

【タマネギ(玉葱∥葱頭)】より

…てんぷらその他の揚物にも薄切りを使う。オニオンスープは,薄切りにしたタマネギをあめ色になるまでいため,スープストックで煮込むもので,これによく焼いたバゲットなどのパンをのせ,おろしチーズをたっぷりかけてオーブンで焼いたものが,オニオングラタンである。以上のほか,上部を切り落として中をくりぬいたところへ,調味したひき肉などを詰めてオーブンで焼いたり,煮込んだりするスタッフドオニオン,小タマネギをひたひたの水に入れてバター,砂糖,塩,コショウを加え,よく煮込んでてりをつけたグラッセなどにする。…

※「オニオングラタン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android