オブソレッセンス(読み)おぶそれっせんす(その他表記)obsolescence

翻訳|obsolescence

図書館情報学用語辞典 第5版 「オブソレッセンス」の解説

オブソレッセンス

文献が古くなるにつれて利用が減っていく現象.計量書誌学領域の用語であり,「利用度減少」「文献の加齢」とも呼ばれる.一般に文献は,刊行された時に最も利用され,次第に利用されなくなる.文献の利用度の調査には,通常は引用データが用いられるが,図書館貸出統計が使われることもある.尺度として,経年的に利用をみた場合の中間時点である「半減期(half life)」が用いられる.

出典 図書館情報学用語辞典 第4版図書館情報学用語辞典 第5版について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android