オプシチースイルト丘陵(読み)オプシチースイルトきゅうりょう(英語表記)Obshchii Syrt

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「オプシチースイルト丘陵」の意味・わかりやすい解説

オプシチースイルト丘陵
オプシチースイルトきゅうりょう
Obshchii Syrt

ロシア南西部,ウラル山脈南部西斜面に続く丘陵地帯。ボルガ川ウラル川の分水界をなす (スイルトはロシア語で「分水界」の意) 。東から西へ向って標高が下がり,東部で最高 404mの丘陵,西部で 50~100mの平地になる。砂岩石灰岩などから成り,南部にカルスト地形が発達している。ステップ地帯に属する。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

世界の電気自動車市場

米テスラと低価格EVでシェアを広げる中国大手、比亜迪(BYD)が激しいトップ争いを繰り広げている。英調査会社グローバルデータによると、2023年の世界販売台数は約978万7千台。ガソリン車などを含む...

世界の電気自動車市場の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android