オペラ座の怪人

デジタル大辞泉プラス 「オペラ座の怪人」の解説

オペラ座の怪人

①フランスの作家ガストン・ルルーの怪奇ミステリー(1911)。原題《〈仏〉Le fantôme de l'Opéra》。何度も映画化・舞台化されている。
②1986年初演のミュージカル。原題《The Phantom of the Opera》。脚本作曲:アンドリュー・ロイド=ウェバー、脚本:リチャード・スティルゴー、作詞:チャールズ・ハート。①を原作とする。日本でも人気があり、劇団四季によりロングラン上演されている。1986年に第11回ローレンス・オリヴィエ賞(新作ミュージカル賞)、1988年に第42回トニー賞(ミュージカル作品賞)を受賞。
③②のテーマ曲。本曲を歌ったロンドン・オリジナル・キャストのクリスティーヌ・ダーエ役、サラ・ブライトマンは、当時ウェバーの妻。原題《The Phantom Of The Opera》。
④2004年製作のアメリカ・イギリス合作映画。原題《The Phantom of the Opera》。②の映画化。監督:ジョエル・シューマッカー、出演:ジェラルド・バトラー、エミー・ロッサム、パトリックウィルソン

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「オペラ座の怪人」の意味・わかりやすい解説

オペラ座の怪人
オペラざのかいじん
The Phantom of the Opera

イギリスのミュージカル。 A.ロイド・ウェバー作曲,H.プリンス演出。原作は G.ルルーの小説『オペラ座怪人』。 1986年ロンドンで初演されて大ヒットし,ロングランを記録。 1988年からニューヨークブロードウェーでも上演され,同年トニー賞受賞。 19世紀末のパリのオペラ座を舞台に,謎めいた怪人と美しいコーラス・ガール,彼女に求愛する青年貴族の恋物語を描き,社交界の華麗な衣装や劇中オペラ,落下する巨大なシャンデリア装置などが話題を呼んだ。日本でも 1988年劇団四季により初演された。

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