共同通信ニュース用語解説 「オモテナシとエクレウス」の解説
オモテナシとエクレウス
宇宙航空研究開発機構(JAXA)や東京大などが開発した超小型探査機。オモテナシは、月まで飛行する外箱、月面付近で速度を調整するロケットモーター、着陸する部分などで構成される。飛行中に分離し、月面に降り立つ外箱の重さは700グラムほど。エクレウスは「燃料」である水タンクなどを積んだ箱形の本体に、太陽電池パネルが付く。月の裏側にあるラグランジュ点に向かう技術を習得するほか、プラズマや宇宙のちりなども観測する。2機は長野県佐久市の臼田宇宙空間観測所、美笹深宇宙探査用地上局などと交信して作業を実施する予定だ。
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