オルダマイト

最新 地学事典 「オルダマイト」の解説

オルダマイト

oldhamite

化学組成CaSの鉱物。方鉛鉱群に属する。立方晶系,空間群Fm3m,格子定数a0.5686nm,単位格子中4分子含む。淡褐色小球体(径6mm前後)。劈開{001},硬度4,比重2.58。透明。光学的等方性,屈折率2.137(Na)。ある程度MgがCaを置換する。吹管で不溶。HClで徐々に分解され,H2Sを昇華し,硫黄が沈殿する。沸騰水に分解される。変質により硫酸カルシウムで覆われ,また二次鉱物として石膏・炭酸カルシウムを含む。Maskelyne(1870)がエンスタタイトエコンドライト中に発見,インド地質調査所のT.Oldham(1816~78)にちなみ命名。地球上にはみられず,強い還元状態の隕石中にのみ存在。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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