オーダル(その他表記)Odal[ドイツ]

改訂新版 世界大百科事典 「オーダル」の意味・わかりやすい解説

オーダル
Odal[ドイツ]

ゲルマン人の世襲的土地所有,その土地,とくに耕地と屋敷地。古北欧語でóðal,アングロ・サクソン語ではêðel。古ゲルマン人は,それぞれの経営主体が独立して定住し,みずから防衛をも行い,本来はこのようにして用益・所有・防衛されるすべての屋敷・耕地がオーダルだった(ラテン語のアロディウムallodium)。やがて家族の分裂,相対的土地不足,売買などにより,オーダル所有は社会上層に限定され,借地農や買った土地をもつ農民と区別されるようになる。部族法典は売却されたオーダルにたいする親族の先買権と買戻権を規定している。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

関連語 熊野

ノーベルがスウェーデンアカデミーに寄付した遺産を基金とする世界的な賞。1901年以降行われ、毎年、物理学・化学・生理学および医学・文学・平和・経済学の6部門において、顕著な功績のあった人に授与される。...

ノーベル賞の用語解説を読む