最新 地学事典 「オーバーグロース」の解説
オーバーグロース
overgrowth
(1)砕屑粒子の表面に同じ種類の鉱物が同じ結晶学的方位をもって連続的に成長すること。二次成長とも。顕微鏡下ではもとの粒子と同じ消光位をもつ。石英砂岩にしばしばみられ,もとの粒子と成長した部分との境界に微小粒子の列(ダストリング)が認められる。表面に成長する鉱物の種類が異なっていても,同じ結晶学的方位をもっている場合にオーバーグロースと呼ぶこともある。[公文 富士夫]
(2)既存の結晶表面上に,同種または別種の結晶が成長する現象,あるいは成長した部分。別種の結晶が一定の方位関係で成長する現象は,エピタキシーという。
執筆者:三宅 明
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

