オーリヤック(読み)おーりやっく(その他表記)Aurillac

日本大百科全書(ニッポニカ) 「オーリヤック」の意味・わかりやすい解説

オーリヤック
おーりやっく
Aurillac

フランス中南部、カンタル県県都。人口3万0551(1999)。トゥールーズの北東169キロメートル、ヨルダン川沿岸にある。14世紀建立のノートルダム・オ・ネージュ教会や、11世紀のサンテティエンヌ城などの建築物で有名。銅製品、雨傘食品、薬を生産している。家畜とカンタルチーズ中心市場。町は、9世紀後半建設のベネディクト派修道院の周囲に発展した。

[大嶽幸彦]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「オーリヤック」の意味・わかりやすい解説

オーリヤック
Aurillac

フランス中南部,カンタル県の県都。商業とオーベルニュ観光の中心地で,特にフルムとブルードーベルニュの2種類のチーズを中心とする酪農製品や家畜の取引で有名。新市街に囲まれた旧市街にはゴシック様式の教会 (1339) など,中世の史跡が残る。人口3万 2652 (1990) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む