お炒り(読み)おいり

日本大百科全書(ニッポニカ) 「お炒り」の意味・わかりやすい解説

お炒り
おいり

鳥取県一帯でよくつくられる保存食。食べ残した飯を板の上や簾(すだれ)の上に散らして、天日で乾かしておく。これは保存食としていつでも必要に応じて炒ることができる。また玄米をあらかじめ重曹を加えて煮て乾かしておくこともあり、炒ると柔らかくなるので、老人、子供向きである。またキビ黒豆も炒って混ぜ合わせることもある。このようにすべての材料を炒るため「お炒り」の名がつけられた。熱いお炒りの中に、飴(あめ)に砂糖を少々加えたものを入れて熱し、器に流し込んで固める方法もある。

多田鉄之助

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

〘 名詞 〙 春の季節がもうすぐそこまで来ていること。《 季語・冬 》 〔俳諧・俳諧四季部類(1780)〕[初出の実例]「盆栽の橙黄なり春隣〈守水老〉」(出典:春夏秋冬‐冬(1903)〈河東碧梧桐・高...

春隣の用語解説を読む