保存食(読み)ホゾンショク

デジタル大辞泉 「保存食」の意味・読み・例文・類語

ほぞん‐しょく【保存食】

長期間保管できる食品缶詰レトルト食品乾物塩漬け佃煮など。
給食施設などで、食中毒などが発生したときに原因を調査するために保管する食品。原材料、調理品ともセ氏零下20度以下で14日以上保管する。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「保存食」の意味・読み・例文・類語

ほぞん‐しょく【保存食】

  1. 〘 名詞 〙 保存に適した加工などを施して蓄える食料
    1. [初出の実例]「干納豆というのは〈略〉この地方特有の簡便な保存食であり」(出典:鬼怒川(1975)〈有吉佐和子〉一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

栄養・生化学辞典 「保存食」の解説

保存食

 集団給食施設で,食中毒が疑われたときに証拠物件として提出するために保存が義務づけられている給食時に供するものと同じもの.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android