デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「お種・彦九郎」の解説 お種・彦九郎 おたね・ひこくろう 浄瑠璃(じょうるり)の登場人物。宝永3年(1706)におきた事件をヒントに,近松門左衛門がかいて翌年上演された浄瑠璃「堀川波鼓(なみのつづみ)」の主人公。江戸詰めの鳥取藩士小倉彦九郎の妻お種が,鼓の師匠宮地源右衛門と不義をおかす。帰郷した彦九郎はお種を刺殺し,京都にすむ源右衛門を討ちとる。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例