かあっと

精選版 日本国語大辞典 「かあっと」の意味・読み・例文・類語

かあっ‐と

〘副〙
① 口などを急に大きく開くさま。
怪談牡丹燈籠(1884)〈三遊亭円朝〉一「かアット痰を彼の若侍面上(かほ)に唾き付けましたゆゑ」
② 急に怒ったり、のぼせたりするさま。
異端者の悲しみ(1917)〈谷崎潤一郎〉一「章三郎はかあっとなって、遮二無二機械を廻さうと焦り出したが」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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