カイウサギ(読み)かいうさぎ(英語表記)domestic rabbit

日本大百科全書(ニッポニカ) 「カイウサギ」の意味・わかりやすい解説

カイウサギ
かいうさぎ / 飼兎
domestic rabbit

哺乳(ほにゅう)綱ウサギ目ウサギ科に属する動物のうち、家畜として飼養されているウサギの総称イエウサギまたはカト(家兎)ともいい、ノウサギ(野兎)に対する語。現在、世界各国で飼育されているカイウサギは、ヨーロッパの中部と南部、アフリカ北部にかけて生息するヨーロッパアナウサギを飼いならしたものである。中世以後、世界各地に広まり、各国で改良された。用途別の品種としては、毛用種のアンゴラ、肉用種のベルジアンノウサギやフレミッシュジャイアント、毛皮用種のチンチラやレッキス、肉と毛皮両方を目的とする兼用種のニュージーランドホワイトや日本白色種、愛玩(あいがん)用種のヒマラヤンダッチなどがある。

[澤崎 徹]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「カイウサギ」の意味・わかりやすい解説

カイウサギ
domestic hare

ウサギ目ウサギ科。ヨーロッパ南部およびアフリカ北西部に住むアナウサギ Oryctolagus cuniculus原種で,家畜化は前 700年頃ヨーロッパ南部で行われたと考えられる。毛皮用 (レッキスなど) ,肉用 (ベルジアンヘアなど) ,毛用 (アンゴラなど) ,愛玩用 (ダッチなど) など多くの品種がある。日本に初めて入ったのは 19世紀頃。妊娠期間は 30日,生れた子は閉眼無毛である。離乳生後 40~60日。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

マイナ保険証

マイナンバーカードを健康保険証として利用できるようにしたもの。マイナポータルなどで利用登録が必要。令和3年(2021)10月から本格運用開始。マイナンバー保険証。マイナンバーカード健康保険証。...

マイナ保険証の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android