普及版 字通 の解説

2画
[字訓] みぞ・うるおう
[説文解字]

[字形] 象形
水の流れる形。大水の災いをなすものを
(さい)という。〔説文〕十一下に「水
るること
(くわいくわい)たるなり」とし、「方百里なるを
と爲す。廣さ二
、深さ二仞なり」とあって、田間に
する水をいう。
(けん)は
・
(けん)の初文。
は災の初文。
・
・
は水流の大小を区別する字である。[訓義]
1. みぞ、大きなみぞ。
2. うるおう。
3.
と通じ、
用の水をいう。[古辞書の訓]
〔字鏡集〕
ミヅノナガルルカタチナリ[部首]
〔説文〕十一下に
(りん)を属し、「水、
石の
に生じて
たるなり」とあり、
声とする。次の巛(川)字条に「
書に曰く、
を濬(ふか)くして巛を
(ふせ)ぐ」とあるものは古文〔皋陶
〕である。
は
にあたる。[声系]
・
huatは同声。
は象形、
は形声、同字異文。ともに
のための水流をいう。[下接語]


出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

