普及版 字通 の解説
10画
[字訓] うれえる・たわむれる
[説文解字]
[字形] 形声
声符は里(り)。古くは里声でよんだ。〔説文〕十下に「(たはむ)るるなり」とし、また「一に曰く、なり」とする。〔詩〕に里を「(うれ)い」の意に用いる例が二見しており、それが本義であろう。
[訓義]
1. うれえる、うれえ、かなしむ、やまい。
2. 詼と通じ、たわむれる。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕 イヤシ・アザケル 〔字鏡〕 ウレフ・アザケル・オホイナリ
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報