カガノアザミ(読み)かがのあざみ

日本大百科全書(ニッポニカ) 「カガノアザミ」の意味・わかりやすい解説

カガノアザミ
かがのあざみ / 加賀野薊
[学] Cirsium kagamontanum Nakai

キク科(APG分類:キク科)の多年草茎葉は薄く、長さ30~50センチメートルで、羽状に中裂する。8~10月、人の背丈ほどに伸長した茎の上部に長い柄を多数分枝し、その先に下向きに開く頭花をつける。花期には根出葉が枯れる。山地谷間に生え、本州中部の日本海側に分布する。

[小山博滋 2022年2月18日]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

イチロー

[1973~ ]プロ野球選手。愛知の生まれ。本名、鈴木一朗。平成3年(1991)オリックスに入団。平成6年(1994)、当時のプロ野球新記録となる1シーズン210安打を放ち首位打者となる。平成13年(...

イチローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android