カク国墓地-車馬坑(読み)カクこくぼちしゃばこう

世界の観光地名がわかる事典 「カク国墓地-車馬坑」の解説

カクこくぼちしゃばこう【カク国墓地-車馬坑】

中国の河南(かなん)省、三門峡(サンメンシア)市北郊外の上村嶺にある、紀元前11世紀の大規模な墳墓群の遺跡。三門峡駅から約3kmの距離にある。「カク国」とは「西周」のことで、鎬京(現在の西安)に遷都(せんと)を行って以降の中国古代王朝の周の国(紀元前1100年ごろ~紀元前771年)である。この遺跡から中国最古の鉄剣「玉菱銅芯剣」や、西安の秦の始皇帝の兵馬俑坑よりも600年も古い中国最古の戦車が発見され、大きな話題になった。車馬坑は、馬とその戦車が副葬されていた遺跡である。この遺跡にはカク国文物陳列館があり、墳墓から出土した玉器、青銅器、宝石などの副葬品とともに展示されている。

出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報

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