カストールペール(その他表記)Castor Père

20世紀西洋人名事典 「カストールペール」の解説

カストール ペール
Castor Père


1898 - 1967
フランスの教育家,編集者。
本名ポール・フォーシェ〈Paul Faucher〉。
チェコの教育者バクレの実践教育に共鳴し、自ら学校、幼稚園を経営する。編集者としてはポール・アザールの「本・子ども・大人」(1932年)、「ペール・カストールの画帖」(’32年)等を出版。他に「かものプルッフ」(’35年)、「のうさぎのフルー」(’35年)などがあり、婦人リダとロジャンコフスキーのコンビによる動物たちを素朴に美しくとらえたアルバム作品がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android