かっぽ酒(読み)かっぽざけ

日本の郷土料理がわかる辞典 「かっぽ酒」の解説

かっぽざけ【かっぽ酒】


宮崎県高千穂町の名物で、青竹の筒に日本酒あるいは焼酎を入れ、囲炉裏焚き火で燗(かん)をつけたもの。青竹の油分が酒にしみ出て独特の風味になる。山の清水を青竹で沸かし茶を飲んだのがはじまりとされる。◇酒をつぐときにかぽかぽと音がすることから。

出典 講談社日本の郷土料理がわかる辞典について 情報

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