カニンゲン岩(読み)カニンゲンがん(その他表記)kenningite

岩石学辞典 「カニンゲン岩」の解説

カニンゲン岩

橄欖(かんらん)石玄武岩の優白質のもので,灰長岩の噴出型と考えられる.岩石はラブラドライト(73%),オージャイト,蛇紋石化した橄欖石,および副成分として鉄鉱物と少量の再結晶化したガラスらしい粒間物質がある.岩石は熔岩流の岩脈と連結する支脈(dike-feeder)として産出し,インターグラニュラー組織を持ち岩脈の中心に向かうにしたがって斑状組織となる[Eckermann : 1938].スウェーデン,ロド(Rödö)群島のカニンゲン(Känningen)島に因む.

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

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