最新 地学事典 「カラグエ-アンコール系」の解説
カラグエ-アンコールけい
カラグエ-アンコール系
Karagwe-Ankolean System(Supergroup)
東アフリカ(ケニア・ウガンダ・タンザニア)の先カンブリア界の上部層。粘板岩と珪岩主体。南ウガンダにおける本系の分布地帯の中央部には片麻岩ドームがよく発達し,構造方向は北東~南西。ザイールのKibaran系,ルワンダ~ブルンジのBurundian系に対比。これらの地質形成作用を,それぞれKaragwe-Ankolean造山運動,Kibaran造山運動,Burundian造山運動と呼び,ほぼ同時期の造山運動と考えられる。概略14億年前の堆積作用の始まりから,11億年前の変成・変形作用の終結までをいう。Karagwe-Ankolean造山運動における変成作用は2期に区分。前期は片理の形成期,後期は褶曲運動期で,基盤岩類の変形による片麻岩ドームが形成。
執筆者:諏訪 兼位・星野 光雄
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

