カラテオドリーの定理(その他表記)Caratheodory's theorem

法則の辞典 「カラテオドリーの定理」の解説

カラテオドリーの定理【Caratheodory's theorem】

系の微少な状態変化において,外部から供給される熱量 dQ は,適当な状態変数を用いることで dQ =∑Xidxi の形に表すことができる.Xi は状態変数の関数であり,この形の方程式のことをバッフの微分方程式という.このバッフの微分方程式が積分可能であるためには,ある任意の点P0x1x2,…,xn)の任意の近傍において,d'Q=0を満足する経路に沿っては到達できない点が少なくとも一つ存在することが必要十分条件である.カラテオドリーの公理*参照

出典 朝倉書店法則の辞典について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む