カラバー(読み)からばー(その他表記)Calabar

日本大百科全書(ニッポニカ) 「カラバー」の意味・わかりやすい解説

カラバー
からばー
Calabar

西アフリカ、ナイジェリア東部のクロス・リバー州の州都。人口17万(1995)。カラバー川の河口近くに位置する港湾都市で、奴隷貿易とやし油輸出港として栄え、当時の港町ヘンショウ・タウンはいまも港の近くに残っている。一時、南部ナイジェリア保護領の首都となったが、ポート・ハーコート発展とともに、輸出港としての重要性は低下した。しかし現在もナイジェリアの主要貿易港の一つである。カラバー大学がある。

[島田周平]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む