カリアスの平和(読み)カリアスのへいわ(その他表記)Peace of Kallias

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「カリアスの平和」の意味・わかりやすい解説

カリアスの平和
カリアスのへいわ
Peace of Kallias

前 448年頃アテネアケメネス朝ペルシアの間に結ばれた平和条約。両者勢力範囲を規定し,小アジアのギリシア諸市の自治,アテネのエーゲ海制海権が認められて,ペルシア戦争は正式に終った。デロス同盟本来存在理由を失い,以後アテネは帝国化した。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む