カリアスの平和(読み)カリアスのへいわ(その他表記)Peace of Kallias

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「カリアスの平和」の意味・わかりやすい解説

カリアスの平和
カリアスのへいわ
Peace of Kallias

前 448年頃アテネアケメネス朝ペルシアの間に結ばれた平和条約。両者勢力範囲を規定し,小アジアのギリシア諸市の自治,アテネのエーゲ海制海権が認められて,ペルシア戦争は正式に終った。デロス同盟本来存在理由を失い,以後アテネは帝国化した。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む