カリヤ遺跡(読み)かりやいせき

日本歴史地名大系 「カリヤ遺跡」の解説

カリヤ遺跡
かりやいせき

標高七・五メートルにある弥生前期末から中期初頭までの集落遺跡。カリヤ第一遺跡と同第二遺跡があり、ともに現在水田になっている。カリヤ第一遺跡は明治三二年(一八九九)耕作時に地下三〇センチから五本の銅矛発掘、銅矛は袋部と鋒部を交互に並べて南北に埋まっていた。しかも五本とも袋部についている耳を上にしていた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android