カリリョ(読み)かりりょ(その他表記)Santiago Carrillo

日本大百科全書(ニッポニカ) 「カリリョ」の意味・わかりやすい解説

カリリョ
かりりょ
Santiago Carrillo
(1915―2012)

スペインの政治家。オビエド県ヒホンに生まれる。社会党幹部の父の影響で早くから労働運動に参加し、1933年に社会主義青年同盟書記長となる。1936年には、共産主義青年同盟との合体の結果新しく成立した統一社会主義青年同盟の書記長に就任した。スペイン内戦中に共産党に入党し、マドリード防衛評議会で公安担当委員を務めた。内戦敗北後はおもに中南米に亡命生活を送ったが、1960年にスペイン共産党書記長に就任。1968年、旧ソ連軍のチェコスロバキア侵攻をきっかけとしてソ連共産主義を批判し、ユーロコミュニズムの提唱者の一人となった。1982年11月、総選挙の敗北の責任をとって書記長を辞任したが、その後、党指導部との対立を深め、1985年党のいっさいの役職を解任された。

[平瀬徹也]

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