合体(読み)がったい

精選版 日本国語大辞典「合体」の解説

がっ‐たい【合体】

〘名〙
① 二つ以上のものが一つにわさること。合同すること。
※中右記‐大治四年(1129)正月一五日「抑去保安元年十一月、自魚水之契忽変、合体之儀俄違以来、天下之政在此人一言也」 〔礼記‐昏義〕
② 心を一つに合わせること。
※本朝文粋(1060頃)一二・詰眼文〈三善清行〉「昔与卿同胞而生育、今与卿合体而行蔵、相共周施、漸六十余歳」
※保元(1220頃か)上「君臣合体するときは、四海太平にして、凶賊おこる事なし」
原生動物などで、二個の生殖細胞が合一すること。融合

がっ‐てい【合体】

〘名〙 「がったい(合体)」の変化した語。
※太平記(14C後)二三「誠に君臣合体(ガッテイ)の誠を感じ」

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デジタル大辞泉「合体」の解説

がっ‐たい【合体】

[名](スル)
二つ以上のものがまとまって一つになること。「両派が合体して新党をつくる」
心を一つに合わせること。
「『なるほど御母様のおっしゃる通りです』『うじゃろうとも』と—して」〈紅葉・二人女房〉
原生動物などで、生殖細胞や体の一部が合わさって1個の細胞になること。有性生殖の過程でみられる。ごうたい。
[類語]合同合併連合同盟連盟合一併合合流

ごう‐たい〔ガフ‐〕【合体】

がったい(合体)3

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世界大百科事典内の合体の言及

【接合】より

…2個体が接着し細胞融合を起こし,核物質を相互に交換した後,分離して2個体に復帰する。配偶子間の合体copulationでは2細胞が1個体を形成し,この点で接合と異なる。接合は任意の2個体間に起こるのではなく,接合型の異なる個体間で特異的な接着が起こることによって始まる。…

※「合体」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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