カルケドン(その他表記)Chalkēdōn

デジタル大辞泉 「カルケドン」の意味・読み・例文・類語

カルケドン(Chalkedon/Χαλκηδών/〈英〉Chalcedon)

イスタンブールの一地区カドゥキョイ旧称

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「カルケドン」の意味・わかりやすい解説

カルケドン
Chalkēdōn

ボスポラス海峡をはさんでビザンチオンに相対していた小アジア北西部の古代都市。現トルコのカドゥキョイ。前 685年に建設されたメガラ植民地初期歴史はビザンチオンと共通し,アテネスパルタの争奪地となった。前 133年ペルガモン王アッタロス3世死去の際,ローマに遺贈された。 451年のキリスト教会カルケドン公会議は有名。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android