カルシウム石鹸(読み)カルシウムセッケン

デジタル大辞泉 「カルシウム石鹸」の意味・読み・例文・類語

カルシウム‐せっけん〔‐セキケン〕【カルシウム石×鹸】

油脂石灰乳と反応させ、脂肪酸のカルシウム塩にした金属石鹸。減摩剤・グリースなどに使用

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精選版 日本国語大辞典 「カルシウム石鹸」の意味・読み・例文・類語

カルシウム‐せっけん‥セキケン【カルシウム石鹸】

  1. 〘 名詞 〙 カルシウム塩と普通の石けんとの化合によって生ずる白色不溶性の粉末または結晶。減摩剤、顔料の沈殿防止剤、防水剤などに使用。

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世界大百科事典(旧版)内のカルシウム石鹸の言及

【金属セッケン(金属石鹼)】より

…高級脂肪酸などの有機酸とアルカリ金属以外の金属イオンとの塩。一般に金属イオンの名をつけて,アルミニウムセッケン,カルシウムセッケンなどと呼ぶ。金属セッケンには,有機酸と金属イオンが等モル反応した中性セッケンのほかに,一方の過剰な組成をもつものも生じやすい。…

※「カルシウム石鹸」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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