カルピンスキー(その他表記)Karpinskii, Aleksandr Petrovich

最新 地学事典 「カルピンスキー」の解説

カルピンスキー

Karpinskii, Aleksandr Petrovich 露◆карпинский, Александр Петрович

1847.1. 7.~1936.7.15 ロシア地質学者。ウラル地方の鉱山技師の家系に生まれ,1858年サンクトペテルブルグの鉱山学校に入り,66年卒業,続いて教職についた(1896年まで教授)。ロシアの地質学委員会の所長,アカデミー副総裁などを経て,ソビエト科学アカデミー総裁(1917~36)。鉱物学会長,第7回IGC(サンクトペテルブルグ)の総裁などを務めた。岩石学・鉱物学の研究に始まり,ロシア全土の地質図作成にも参加。地殻変動を論じた。古生物学でも奇妙な形態の化石解明に能力を発揮し,古生代サメの歯,ヘリコプリオンHelicoprionの研究は有名。

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関連語 清水

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「カルピンスキー」の意味・わかりやすい解説

カルピンスキー
Karpinskii, Aleksandr Petrovich

[生]1847.1.7. ボゴスロフスク
[没]1936.7.15. モスクワ
ソ連の地質学者。鉱山技師の家に生れる。ペテルブルグ鉱山学校卒業 (1866) 。鉱山学校教授をつとめるかたわら (77~96) ,ウラル地方を中心に広範な調査研究に従事。ペテルブルグ科学アカデミー会員 (96) 。鉱物学会会長 (99~1936) 。ソ連科学アカデミー総裁 (17~36) 。岩石分類学 (特に顕微鏡を用いた変成岩の研究) ,地殻構造論,地殻運動論,古生物学,古地理学,地層学と,その活躍分野は著しく広範にわたり,しかもそれらは統一的な視野のもとに相互に密接な関連を保ちながら研究された。彼の研究は,ソ連の地質学の学問的発展を基礎づけただけでなく,実践的な面でも大きな成果をあげ,ソ連の資源産業の発展に大きく貢献した。

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