カルロギンズブルグ(その他表記)Carlo Ginzburg

現代外国人名録2016 「カルロギンズブルグ」の解説

カルロ ギンズブルグ
Carlo Ginzburg

職業・肩書
歴史家 カリフォルニア大学ロサンゼルス校教授

国籍
イタリア

生年月日
1939年

出生地
トリノ

専門
社会主義, 労働民衆史, 大衆文化, 図像論, 少数民族文化, 女性史, ルネッサンス史

学歴
ピサ大学,ピサ高等師範学校卒

受賞
バルザン賞〔2010年〕

経歴
両親はロシア系ユダヤ人で、父は評論家のレオーネ・ギンズブルグ、母は作家のナタリーア・ギンズブルグ。ピサ大学で歴史学を学ぶ。ボローニャ大学教授を経て、カリフォルニア大学ロサンゼルス校でルネッサンス史を教える。中世末の魔女・異端審問の研究などで知られ、著書に「ベナンダンティ」(1966年)、「ニコデミズモ」「チーズとうじ虫―16世紀の一粉挽屋の世界像」(’76年)、「ピエロに関する調査」「神話寓意徴候」(’86年)、「闇の歴史」(’89年)、「ピエロ・デッラ・フランチェスカの謎」(’94年)、「歴史を逆なでに読む」「糸と痕跡」「裁判官と歴史家」などがある。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

20世紀西洋人名事典 「カルロギンズブルグ」の解説

カルロ ギンズブルグ
Carlo Ginzburg


1939 -
イタリアの歴史家。
近世イタリアにおけるキリスト教化以前の民衆心理を、異端審問の記録分析などを用いて研究する作業を続けている。「ベナンダンティ」(1972年)、「チーズとうじ虫」(’76年)などの著書がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

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