寓意(読み)グウイ

デジタル大辞泉 「寓意」の意味・読み・例文・類語

ぐう‐い【×寓意】

ある意味を、直接には表さず、別の物事に託して表すこと。また、その意味。「寓意を含んだ絵」
[類語]直喩隠喩諷喩引喩換喩寓話

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精選版 日本国語大辞典 「寓意」の意味・読み・例文・類語

ぐう‐い【寓意】

  1. 〘 名詞 〙 他の物事に仮託して、ある意味をあらわすこと。
    1. [初出の実例]「服子遷の独漉の篇、寓意婉美なること、干鱗に勝る」(出典:随筆・孔雀楼筆記(1768)四)
    2. [その他の文献]〔老学庵筆記‐四〕

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普及版 字通 「寓意」の読み・字形・画数・意味

【寓意】ぐうい

他によせて思いを示す。宋・軾〔宝絵堂記〕君子は以てを物に寓すべきも、以てを物に留むべからず。を物に寓せば、物と雖も以て樂しみを爲すに足り、~を物に留むれば、物と雖も以て(へい)を爲すに足る。

字通「寓」の項目を見る

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改訂新版 世界大百科事典 「寓意」の意味・わかりやすい解説

寓意 (ぐうい)

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「寓意」の意味・わかりやすい解説

寓意
ぐうい

「アレゴリー」のページをご覧ください。

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世界大百科事典(旧版)内の寓意の言及

【アレゴリー】より

…すなわち,ある事物を,直接的に表現するのではなく,他の事物によって暗示的に表現する方法の意であるが,この表現方法によって創作された文学作品あるいは造形芸術作品を一般にアレゴリーと称する。寓意,寓喩,風喩ともいう。
【文学】
 アレゴリーの発想ないし方法の起源はきわめて古く,ギリシア・ローマ神話も聖書も,その多くの部分をアレゴリーとして解釈することが可能である。…

※「寓意」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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