カロリン

百科事典マイペディア 「カロリン」の意味・わかりやすい解説

カロリン[諸島]【カロリン】

西太平洋,赤道〜北緯11°,東経130°〜160°に散在,パラオ,ヤップトラック諸島,ポーンペイ(ポナペ)など900を超える小島からなる。原住民ミクロネシア人が主。タロイモヤムイモ,バナナ,コプラを産する。16世紀にスペイン人が来航,ドイツ領,日本委任統治領を経て,1947年米国の信託統治領となったが,パラオ諸島(現パラオ共和国)を除く島々は1986年ミクロネシア連邦として独立。1320km2。約13万人(2005)。
→関連項目カナカバベルダオブ[島]ミクロネシア

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android