かわぎす

精選版 日本国語大辞典 「かわぎす」の意味・読み・例文・類語

かわ‐ぎすかは‥

  1. 〘 名詞 〙
  2. 魚「きす(鱚)」の異名。《 季語・夏 》 〔本朝食鑑(1697)〕
  3. 魚「かまつか(鎌柄)」の異名。〔重訂本草綱目啓蒙(1847)〕
  4. 魚「かじか(鰍)」の異名。
    1. [初出の実例]「松岡先生曰、杜父魚 かくふつ 川ぎす〈略〉和名甚多し」(出典:俳諧・糸切歯(1762)一一月)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内のかわぎすの言及

【カマツカ(鎌柄)】より

…コイ目コイ科の淡水魚(イラスト)。スナモグリ(岩手県ほか),カワギス(埼玉県),ソウゲン,ソウゲンボウ(群馬県など利根川水系),ダンギリボ(琵琶湖)などの地方名がある。北海道,青森県を除く日本のほぼ全土と朝鮮半島などアジア大陸北東部の一部に分布。…

※「かわぎす」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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