カンナギ

改訂新版 世界大百科事典 「カンナギ」の意味・わかりやすい解説

カンナギ
Kaṇṇaki

タミル(南インド)の代表的叙事詩《シラパディハーラム》(イランゴー・アディハル作,5世紀中葉?)の主人公で,数奇な運命をたどる商人コーバランの妻。古来タミルで,貞節で情熱的な女性典型とされ,女神パッティニーと同一視されている。
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出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

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