カンナギ

改訂新版 世界大百科事典 「カンナギ」の意味・わかりやすい解説

カンナギ
Kaṇṇaki

タミル(南インド)の代表的叙事詩《シラパディハーラム》(イランゴー・アディハル作,5世紀中葉?)の主人公で,数奇な運命をたどる商人コーバランの妻。古来タミルで,貞節で情熱的な女性典型とされ,女神パッティニーと同一視されている。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

関連語 徳永

関連語をあわせて調べる

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む